1992年生まれ。2006年中学生(14歳)の時に美術教室に通いはじめたのをきっかけに、19年以上ライプハウス(東大阪市)にて制作活動を続けている。
2015年頃までは矩形が重なり合ったマチエールの美しい抽象画を制作。近年は、絵の具の積層が独特なボーダー(単純に横に引かれた線ではなく、無数の起筆の連なりによって形成されている)の作品を制作している。
独自のルールに即して絵の具が塗り重ねられた作品は、平面性、物質性、重力、行為の連続、時間軸など、モダニズム表現の基本要素を有しながら、それらをするりと抜けた、唯一無二の抽象絵画である。