1977年大阪市生まれ。個展、グループ展出展多数。
1999年（22歳）の頃、大阪市生野区にある絵画教室でアート活動をはじめ、以来現在も通うアトリエライプハウス（東大阪市）の代表のもと、アート活動を行っている。
初期の頃の作品シリーズ「モザイク」は、紙に絵の具やペンで、筆跡を残しながら、色とりどりの四角い形が浮かび上がった幻想的な作品群。近年は、小さめの硬質ボードにアクリル系インクで色が重ねられ、より透明度が高く、重層的な作品を生み出している。
一筆一筆ゆっくりと時間をかけて生み出された山根さんの絵画には、見るものの記憶や原風景を静かに呼び覚す力がある。